家づくりの豆知識

こんにちは、営業部の伊藤です。

新緑が美しい季節となりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回は、家づくりの豆知識ということで、省エネ住宅についてお話させていただきます。

まず初めに、家づくりを検討されている方は聞いたことがあるZEH住宅です。
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、「家でつかうエネルギー」より「家でつくるエネルギー」が多くなり、実質的につかうエネルギーがゼロになる家のことです。
つまり、一年間のエネルギー収支がゼロになるように設計された住宅であり、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーを利用して、自己のエネルギー需要を賄います。
断熱性能や省エネルギーの採用など、省エネルギー性能を高めて、エネルギー消費を最小限に抑えています。
ZEH住宅は、地球環境保全と省エネルギーに配慮すると同時に、光熱費の削減やエネルギー自給自足などのメリットがあり、今後ますます需要が高まることが予想されています。

しかし、ZEH住宅は、断熱性能や省エネ機器に性能値は考慮されますが、気密性に関する項目はありません。
そこで、ほそ川建設では、気密工事の過程が終了後、気密測定を実施しています。
隙間面積の数値を把握し、精度を確認しています。

気密測定とは、建物外気と室内気温を分離し、建物内の気密性能を評価するための測定です。
建物の気密性能が低い場合、外気が室内に入り込んでしまい、断熱性能や換気効果が低下してしまいます。
その結果、冷暖房負荷が増え、光熱費の増加につながることや、カビや湿気などの原因にもなります。
ビルや住宅において省エネルギー化を進めている間に調査できない一つであり、建物内に特殊な装置を設置して、建物内外の気圧差を調整しながら、気密性能を測定します。

断熱性能はあくまで机上の計算ですが、気密性は実際の工事の精度に左右されるため、しっかりとした工事ができていないと性能値をお客様へ提示できません。
ほそ川建設の住まいは、断熱性能が100%発揮する環境を整え、冷暖房効率の悪い大空間や吹抜けにも対応しています。

こちらは実際の測定中の現場の様子です。
C値=0.3㎠/㎡でした。

このように、断熱・気密がしっかりしていることで、魔法瓶のように冷暖房エネルギーの浪費を最小限に抑えることができることで、夏は涼しく冬は暖かい住まいを実現しています。

開放感あるほそ川建設の住まいを是非とも体感してください。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。