現場より

今回はほそ川建設が貫通部の防水処理に使用しているテープについてお話しします。

換気扇やエアコン、電気などの配管を通すための穴を貫通部といいます。
それぞれの貫通部の直径は、換気扇なら100~150㎜、エアコンなら65~75㎜、電気なら30~40㎜程度です。

みなさんは、1次防水や2次防水という言葉をご存じですか?
木造の建物における外壁材や屋根材などの、外から目に見える部分を1次防水といいます。
2次防水は1次防水の内側にあり、今回説明する貫通部の防水処理は2次防水にあたります。
例えば、万が一外壁のコーキングが劣化して水が回ってしまっても、2次防水がきちんとしていれば、家の中に水が入ることは防げます。
いわば、2次防水は室内への水の侵入を防ぐ最後の砦なのです。

現在ほそ川建設では、貫通部の気密処理に片面粘着の伸張防水テープを使っています。
通常の伸び縮みしないテープだとちぎりながら貼る必要がありますが、伸張テープならばその手間がかからないので、1箇所2分程度で施工できます。
また、JIO(日本住宅保証検査機構)は、通常のテープの多重貼りによる、施工順番の間違いや、伸ばして貼ったテープの戻り縮みから起こるしわが雨水の浸入口になってしまうリスクを指摘しています。
作業が効率よく進められ、水が浸入するリスクを減らせるメリットがあることから、伸張防水テープを採用しています。

貫通部の防水処理は、家づくりの工程でも大体上棟から3週間以内には行います。
外壁の防水紙を貼って、ウレタンなどの断熱材を施工する前に穴を貫通させてスリーブを入れる必要があるので、そのタイミングで貫通部に伸張防水テープを貼っていきます。
手順としては、穴を開けたところにスリーブや塩ビのパイプを通して、その周りにテープを貼っていくという流れです。
テープを貼る際は、後でしわにならないように無理に伸ばしすぎないこと、隙間ができないように貼り始めと貼り終わりの重ね部分の幅に気をつけることを意識しています。

ほそ川建設では、普段は見えない細部にまでこだわって家づくりをしています。
家づくりに関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。