現場より
津田水引折型エントランス改修工事
こんにちは、工事部の本田です。
金沢の伝統文化で代表例の一つでもある水引工芸。水引とはご祝儀袋や結納、贈答品の袋の包みにかけられる飾り紐のことです。
今回ご紹介するのは、創業から百年余の歴史をもつ「加賀水引・津田水引折型様」のエントランス改修工事です。
弊社で施工を担当し、2025年9月に竣工しました。

改修前は、車庫が併設されていたこともあり、店舗出入口がどこにあるのかが少し分かりにくい状況でした。そこで車庫スペースを活かし、入口までの導線を分かりやすくする為、門状のエントランスに作り替えました。
エントランス内は古くから佇んでいるような空間を目指すために天井は羽目板張り、壁は古風チックなレンガ張り、床はモルタルに微量の炭を混ぜた洗い出し仕上げとなっております。
また、エントランスで記念撮影を行えるように店名入りの木看板を壁に設置し、チェリーの木を用いたベンチも取付けました。
お施主様からの「暖簾をくぐる仕草も楽しんでいただきたい」というご要望にお応えし、暖簾を設置できるスペースも確保し、店名がより印象に残るよう、照明位置も工夫しました。併せて、駐車場の一部にも大通りに面する土地柄を活かし、人目に付きやすいように店名入りの塀を設けました。

歴史ある津田水引折型様のエントランスまわりの改修工事に携われたことに喜びを感じます。施工当初は緊張しておりましたが、職人の皆様、設計士さんをはじめ、多くの方の支えがあって最高のエントランスが完成いたしました。
改修されたエントランスをみて喜んでおられるお施主様の姿、来店される多くのお客様が楽しんでおられる姿を想像すると、この仕事のやりがいを改めて実感します。この喜びを忘れず、これからも歴史ある現場を任されるように日々、精進してまいります。
津田水引折型様では、水引体験を行っており、金沢の伝統文化に触れる貴重な機会も楽しむことができます。リニューアルされた津田水引折型様へ是非、お立ち寄り下さい。