兼六園時雨亭(2016年9月竣工)

今回は、以前携わった「兼六園時雨亭雨戸改修工事」についてご紹介します。
兼六園の歴史は古く、加賀藩5代藩主・前田綱紀が1676年(延宝4年)に作事所を城内に移動。跡地に蓮池御亭を建築、周辺を作庭したことが兼六園の始まりです。
当時の時雨亭は明治のはじめに取り壊されるまで霞ヶ池から水を引いている噴水の前にあったそうです。
藩政後期頃に時雨亭と呼ばれはじめ、平成12年3月に現在地に再建されました。

兼六園時雨亭(2016年9月竣工)